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カルシア改質土の安全性

  • 概要
  • 特長
  • 用途
  • 安全性

海水、海中生物に影響をあたえない安全な材料です。

環境の安全性@:改質土のpH 特性

浚渫土を混合したカルシア改質土は、pH上昇が抑制され、周辺海水に影響を及ぼしません。

pH 上昇抑制のメカニズム

@浚渫土による包み込み効果
A固化反応によるカルシウムイオン(Ca2+)の消費

pH上昇抑制のメカニズム図

pH試験状況写真

用途ごとの詳細は、「港湾・空港・海岸等におけるカルシア改質土利用技術マニュアル」(2017 年2 月、一般財団法人 沿岸技術研究センター)のp7-8 〜 7-13 をご参照ください。

試験内容

環境の安全性A:重金属などの溶出に対する安全性

重金属などに対する溶出量・含有量試験の結果、浚渫土、カルシア改質材、カルシア改質土ともに全ての項目で基準値以下であり、改質による悪影響は見られませんでした。

生物安全性@: 急性毒性試験(溶出液による生物安全性評価)

カルシア改質土の溶出液は、96時間急性毒性試験の全試験区で異常行動やへい死が観察されない、または、全試験区において対照区との有意差は見られませんでした。

出典 水産公共関連民間技術確認審査・評価報告書(カルシア改質技術)P32〜38

試験液の作製

モニタリング

試験結果

結果のまとめ

生物安全性A: 暴露飼育試験(慢性毒性と食品安全性に係る安全性)

カルシア改質土の溶出液は、96 時間急性毒性試験の全試験区で異常行動やへい死が観察されない、または、全試験区において対照区との有意差は見られませんでした。

出典 水産公共関連民間技術確認審査・評価報告書(カルシア改質技術)P39〜43

試験方法

試験結果

結果のまとめ